身近な生き物観察会・講演会
11月12日(火)園芸研究家・樹木医の畑明宏さんを講師にお招きして、年長組親子対象の「身近な生き物観察会」と保護者の方対象の「講演会」を行いました。
遊戯室に集まった、年長組の子どもたち。始めに畑さんの自己紹介や、昆虫についてのお話を聞きました。奈良学園大学の高岡先生からは、「バタフライガーデン計画」のために準備された鉢植えの紹介をしてくださいました。
さっそく園庭に出て、生き物探しです。前日に草刈りされたばかりだったのですが、ミミズのふん、オンブバッタ、ちょうちょ、小さなクモやゴミムシなど、子どもたちは畑さんの声掛けで次々と見つけていきました。生き生きとした目で園庭を見回し、発見すると嬉しそうに声を上げる子どもたち。時間はあっという間に過ぎていきました。
観察会の最後に、畑さんが用意してくれたヨモギの葉っぱのにおいを、参加いただいた保護者の方と一緒に味わいました。
後半は、保護者の方対象の講演会です。生態系ピラミッドなどに触れて、自然界全体が繋がっていることを示しながら、体験を通した観察眼の大切さについてお話しいただきました。最後にいろんな種類のチョウがやってくる草花の、苗の植え付けについても紹介してくださいました。ご家庭でも、ぜひお試しいただきたいです!