年長児が、年中の時に植えたエンドウ豆を収穫しました。
棚田を耕して、１２月にみんなでエンドウ豆の苗を植えました。初めは小さな小さな苗だったので、心配しましたが子どもたちの背丈より高く育ちました。

植えたときから、水をやったり草を引いたり毎日お世話をしていました。少しずつ、背丈が伸びていくのを見ては、喜んで、花が咲くのを見ては、「白いお花が咲いている」と知らせてくれました。豆がなり始めた時は、まだあまり気づけなかった子どもたちも、少しずつ膨らんでくると豆に気づいてきました。

４月の中旬には「もう、豆　なってるよ～」と知らせに来てくれました。
「もう少し、ぷっくり膨れてからだよ」と言うと「また、お知らせするから」と言ってくれます。
ゴールデンウィークを過ぎた頃「園長先生、お豆がぷっくり膨らんでるよ～」と元気に知らせに来てくれました。
「そうそう、こんな感じ！他のお豆もたくさんぷっくりしたら、みんなで穫ろうね。」と約束して、中の実が大きくなったのを一つ一つ確認しながら、収穫しました。

毎日豆が膨らみ、年長組は五鞘ずつ持ち帰ることが出来ました。まだまだ、豆が膨らんでいます。年中組も年少組も穫れるといいですね。
苗から植えて、収穫まで、そして食べるという実体験は、子どもたちの知的好奇心や探究心のねっこを育てています。

奈良学園幼稚園