P4生 助産師さんから学ぶ「いのちの授業」
❆2025-12-26 (金)本校では、保健教育の一環として、奈良県助産師会より講師の先生をお招きし、P4生(小学4年生)を対象に「いのちの授業」を実施しました。
前半は、いのちの誕生や体の成長、プライベートゾーンの大切さについてのお話を聞き、後半は体験活動に取り組みました。聴診器で心音を聴いたり、妊婦体験でおなかに重りをつけて動いてみたり、約3㎏の赤ちゃん人形を抱っこしたりする中で、子どもたちは命の重みや尊さをより身近に感じている様子でした。
親子で共に学ぶ中で、参加された保護者の方々も、我が子の小さかった頃を懐かしく思い返しながら、その成長を改めて感じる心温まる時間となりました。
子どもたちの感想です。
・ 「お母さんがこんなにも苦労して生んでくれたとわかって申し訳なくなりました。でも、命は等しく尊いものだと改めてわかったので自分の命を大切にしたいです」
・ 「妊婦体験ではおなかが大きくて足元が見えなかったので、つまずいたりこけたりすると思いました。妊婦さんのサポートをするように心がけようと思いました」
・ 「出産は痛そうで怖くなったけれど、助産師さんや家族がいるから大丈夫だと思いました。笑顔で手伝う助産師さんがかっこよかったです」
・ 「生まれてきた赤ちゃんに『ありがとう』と伝えていたお母さんはすごいです。自分もあんな人になりたいです」
・ 「今生きていることがどれだけ『奇跡』かを知りました。命をつないでくれたので、自分も命をつなぎたいと思いました」
・ 「心についてのお話をしてもらって、性別や性格が違っていても自分が変じゃないことがわかり安心できました」
今回の学びを通して、子どもたちは自分のいのちの大切さに気づき、自分らしく生きていくことや、周りの人を思いやることについて考える機会となりました。今後の学校生活の中で、一人ひとりが安心して力を伸ばしていけるよう、学校と家庭が連携しながら、子どもたちが安心できる環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
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