情報モラル教育の出前授業を実施しました
❆2025-09-09 (火)個人情報保護委員会から講師の先生をお招きし、P4(小学4年)生からM2(小学6年)生を対象に「情報モラル教育」の出前授業が行われました。
授業の冒頭、講師の先生が「自分のスマホを持っている人?」「SNSを使っている人?」と問いかけると、多くの児童が手を挙げ、インターネットやSNSが日常生活に深く入り込んでいる様子がうかがえました。
講師の先生はまず「個人情報」とは何かを解説されました。個人情報とは名前や顔、住所など、その人を特定できる情報を指すこと、そしてそれを守ることが大切であると伝えられました。
続いて、小学生がインターネットを利用する様子を描いた映像が上映されました。画面の中では、本人の気づかないうちに学校名や住所などが知らない相手に伝わってしまう場面があり、写真の背景や画像データから生活の様子まで推測できることが紹介されました。
また、悪意のある人がなりすますことで被害を受ける危険性や、一度流出した情報を完全に消すことが難しいことについても説明がありました。児童たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
授業のまとめとして、講師の先生から「個人情報は知らない人に公開しないこと」「アプリやゲームは家の人に確認すること」「困ったら必ず家の人に相談すること」といったアドバイスがありました。
最後に「今日学んだことを、帰ったらぜひお家の人にも伝えてください。家庭の中でも一緒に考えることが大切です」と呼びかけられ、授業が締めくくられました。