ニュース&トピックス

年長児が礼法を行いました

❆2024-12-16 (月)
  • 年長児が礼法を行いました
  • 年長児が礼法を行いました
  • 年長児が礼法を行いました
  • 年長児が礼法を行いました

 12月9日(月)、作法室で年長組の園児たちが礼法の時間を過ごしました。講師はいつもお世話になっている裏千家の赤木宗好先生です。

 まずは、前回習ったお辞儀の作法をもう一度教えていただきました。一番正式なお辞儀の「真」、相客同士の軽い挨拶などの時に行う「行」、軽い会釈にあたる「草」を、先生が見せてくださるお辞儀の角度や手のつき方をよく見て、園児たちも上手に行っていました。
続いて、正座からの立ち上がり方、方向を変える時にはすでに座っている方に背中を向けずに回ることなど、お茶室での立ち居振る舞いについて教えていただきました。

 この日の床の間には、秋の紅葉の季節から冬の始まりにふさわしい、赤いどうだんつつじと白い椿がいけられ、千利休の「和敬清寂」の掛け軸がかけられていました。赤木先生はその掛け軸にこめられた、和を大事にし、互いを敬い、心の美しさを養い、何ものにも負けない強い気持ちが大切という意味を、園児たちにわかりやすく教えてくださいました。

 最後は赤木先生から、「礼法の時間に習ってきたことを少しづつ思い出しながら、小学校へ行ってもこの経験を大切にしてくださいね。」と、声をかけていただき礼法の時間を終えました。