11月8(金)から9日(土)にかけて、年長園児が1泊２日のお泊まり保育へ行きました。
　1日目の午後に宿泊先である四條畷市のアイアイランドヘ到着。会議室に入ると、NPO法人里山サロンの久保先生がみんなを待っていてくださいました。

　「今日は何の話だと思う？」と久保先生。くるっと後ろを向くと、背中にヒッツキムシが！オオオナモミのヒッツキムシをひとつずつもらって遊んだあとは、森へガイドウォークに出かけました。

　森は紅葉に色づき始めていました。どんぐりの落ちている道をみんなで歩いていきます。イチョウの木から銀杏が採れること、ケヤキの木でできた臼がどうやって作られるか、イノシシがミミズを獲るために掘る穴はどうやって作られるか、森にいる１番目と2番目に危険な生き物や、いい匂いのする花や葉っぱなど、久保先生にたくさんのことを教わり、森の中でたくさん発見をしました。

　ガイドウォークのあとは、ホールで入所式を行い、そのあと久保先生がどんぐりをごちそうしてくれました！スダジイとマテバシイのどんぐりは、フライパンで熱するとポップコーンみたいにポンポン弾けてみんな驚きました。食べると「おいしい」「もっと食べたい」などと、はじめての味に感動していました。

　どんぐりを食べたあとは、竹ひごやつまようじをつかってコマとヤジロベエを作って遊びました。自然のもので作ったおもちゃで遊んで、みんな楽しんでいました。

　たくさん遊びましたが、まだまだお泊まり保育は終わりません。このあとみんなでお風呂に入ったり、ご飯を食べたり、お楽しみ会をしたりして、明日はみんなで起きて朝ごはんを食べたりします。

　生駒山麓の自然の中で元気いっぱいに遊んで、集団生活で協調性を培い、親元を離れお友達と寝食をともにすることで、自信とたくましい心を育んでほしいと思います。