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P3生がサイエンス教室を行いました

❆2022-09-14 (水)
  • P3生がサイエンス教室を行いました
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 9月9日(金)、P3(小学3年)生がサイエンス教室を行いました。
 今回は、ならまち糞虫館の中村圭一館長にご来校いただき、「学ぼう!!糞虫のふしぎ」をテーマに、糞虫の生態や種類について教えていただきました。

 まず、糞虫を含めた「昆虫」とは何かについて、「足が6本」「頭部・胸部・腹部に分かれている」など意見が出る中、足が出ている場所や羽が生えている場所など、実際の糞虫の標本を見て絵を描きながら観察しました。
 また糞虫には、大きいものから小さなもの、ツノが生えているものや、カラフルなものなど、さまざまな種類がいること、さらに、冬にしか活動しない糞虫や夏に活動する糞虫、鳥の羽や動物の毛を食べる糞虫もいて、奈良公園の鹿が出す毎日1トンもの糞の多くは、糞虫によって食べられて分解されていることを教えていただきました。
自然界では糞虫のような昆虫が、自然環境や生物環境を維持してくれているそうです。

 2時間目は、双眼実体顕微鏡を使って、グループごとに配られた標本の糞虫を観察しました。顕微鏡を覗きながら糞虫の一覧表と照らし合わせて名前を当てます。
「頭の形がこれじゃないか?」「いや、色がこちらに近いよ」と、グループ内で議論を交わしながら名前を探していました。見事、名前を当てたグループも、おしかったグループも、しっかりと観察して仲間と議論しながら答えを導き出していく楽しさを感じたようでした。