8月27日（土）・28日（日）の2日間、M1（小学5年）生からY3（高校2年）生で第15回MY尚志祭を行いました。今年のテーマは「non-fiction」です。新型コロナでさまざまな制限が続く中、本校での1度きりの学生生活を素晴らしいものにしたいとの思いで、各学年が力を合わせて作り上げました。

　M１(小学5年)生は広島への宿泊学習に向けてさまざまなテーマで調べ、工夫を凝らした展示を行いました。展示室中央には、皆で協力して作成した広島平和公園を再現した模型が展示され、正面には各グループに分かれ協力して、「平和の灯」「相生橋」「原爆ドーム」などについて調べたことをポスターとして発表しました。そのうちのひとつ、「原爆死没者慰霊碑」について調べたグループは、広島が平和な都市として再建することを願って立てられた慰霊碑の由来、中央の石室に刻まれた「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」との言葉、石室の中には原爆死没者名簿が納められていることなどを、詳しくわかりやすくまとめていました。壁には「平和新聞」「広島新聞」など、児童ひとりひとりが、戦争中の食べ物や生活、原爆について調べたことなどを壁新聞として発表しました。

　M2（小学6年）生は、コロナ禍のためにハワイへ宿泊学習に行くことができなかったのですが、「ハワイ諸島の様子」「ハワイの火山」「ハイビスカスなどの植物や珍しい魚」「近海に生息するアザラシや鳥などの絶滅危惧種」「ハワイの主食のタロイモについて」など、たくさんのことについて調べてきました。入り口の虹のアーチをくぐると、出入国カウンターがあり、ハイビスカスやヤシの木が飾られていました。中に入って遊ぶこともできる大きなカメがいたり、ハワイの記念撮影コーナーもあったりと、児童たちが協力して作った飾り付けで、ハワイ気分が盛り上がる演出もされていました。

　M1学年、M2学年とも、クラスでの調べ学習の発表や、協力して展示物を製作している様子を映像で流しました。