12月16日（木）、17日（金）、2日間をかけて昨年度からスタートした探究学習発表会を開催しました。

　M4（中2）の発表はポスターを使ったプレゼンテーションで、取り組んだテーマは「～な人を助けたい」です。「授業中に居眠りする人」、「よく怒る人」、「お財布が緊急事態宣言の人」など、身近な友達の課題を解決するものから、「いろいろな言語がわからない人」という、若者言葉がわからず世代間のギャップに悩む大人の課題解決のためのアプリの開発や、「ペットを飼えない人」のためのペットハウスをつくるアイデアなど、多彩な発表が行われました。

　探究学習の全国大会を主催されている団体の方にもZOOMで参加していただき、「皆さん、身近なところから『問い』を見つける力があり、課題のある人達を笑顔にするにはどうしたらいいかまでを考えられているところが素晴らしかった」との講評をいただきました。

　昨年度から探究学習に取り組んでいるY1（中3）は、企業からミッションを提示していただき、それに対する提案をグループごとにプレゼンテーションしていきます。

　「そこに生きる人が『心から熱中』する大和ハウスの共創ビジネスを提案せよ！」というミッションには、使っていないビルを公園にするアイデアをプレゼンテーションしました。
他にも様々なミッションのプレゼンテーションを行い、ZOOMで参加されていた各企業の方々と、直接改善点や問題点について伺うことができ、有意義な発表の場となりました。

　最後に安井校長は、「答えがひとつでは無い課題に、ものの見方、考え方の違う仲間と共同で取り組むところに探究学習の意義があります。」と話しました。