【幼稚園】年長の子どもたちが礼法で作法を学びました
❆2015-07-06 (月)奈良学園幼稚園では、キャンパス内の作法室で年長児が月1回、裏千家の赤木宗好先生から「礼法」を学んでいます。
園児たちはまず、和室の入口で正座をして手をそろえてつき、「真」のご挨拶。
「かかとにお尻をつけて立ち、左足を敷居まで伸ばし、右足から入ります」と、赤木先生の言われた通りに入室します。席に着くときには、お友だちにお尻を向けないで座ることも教えていただきました。
全員が席に着くと、赤木先生が床に飾られた「和敬清寂」の掛け軸や生花、お香の説明をされました。「お軸は人と考えるので、一礼します。今日のお花は、ハナミョウガとキキョウです。お香は空気をきれいにします」。子どもたちは先生のお話を静かに聞いていました。
続いて「真」、「行」、「草」の三種類のお辞儀の作法を学びました。お菓子をいただくときとお茶をいただくときの、お辞儀の仕方の違いも教えていただきました。
最後に、席を立ち、退室するまでを練習しました。
赤木先生には「園児が30分きちんと座っているのは大変です。でもみなさん、おしゃべりもせず、静かに座っていてえらかったですね」と誉めていただきました。卒園前のお茶会で保護者の皆様に披露できるように、お稽古を重ねていきます。