11月17日、18日の両日に小学１年（Ｐ１）生の宿泊学習を行いました。初日は平城宮跡にある平城京歴史館で再現シアターや遣唐使船の復元模型を見学し、1300年前の奈良がどんな様子だったのかを学びました。

続いて春日大社で神主さんに教えていただいた二拝二拍手一拝で神様にお参りをし、境内を歩きながら鳥居やとうろう、桧皮（ひわだ）の屋根について勉強しました。昼食には、白みそで味付けをした万葉がゆをおいしくいただきました。

にぎり墨とはがき作成では、昔ながらの製法を体験しました。初めて体験するにぎり墨では「温かくて、不思議な感触だった」「冷たくなると本当に硬くなった」と驚いて話していました。夕食後には鹿愛護協会の方々から奈良の鹿の生態について学んだ後、鹿角ストラップ作りにも挑戦しました。

二日目はホルンを吹く伝統的な鹿寄せ、東大寺二月堂、総合文化センターを順に見学して学校へ戻りました。児童たちは集団生活のルールをしっかり守って行動し、奈良の自然や日本の文化に親しむ有意義な学習を行って、一回り大きくなって帰ってきました。