年少桜組のお話は「三匹の子豚」です。役割を決めるときに、木の家を作る中豚ちゃんになりたい子がいなかったので、木のおうちには誰も住んでいませんでした。それがまた、面白い！レンガのおうちを作る子豚ちゃんは、人気で多すぎて、レンガのおうちも大きな大きなおうちになりました。子ども達は、三匹の子豚の歌が大好きで、毎日楽しそうな歌が、お部屋から聞こえてきます。

おおかみさんたちは、藁のおうちを吹き飛ばし木のおうちを吹き飛ばすところが面白くて楽しそうに演じます。藁を一つ一つ付けていくところやレンガを一つ一つ運んで一生懸命家を作っているところは、子豚さんたちが、お話の世界から飛び出してきたみたいでした。
あまり怖そうなオオカミじゃ無いので、子豚さん達とすぐに仲良しになってしまいそうです。
でも、「うまそうなにおいがするぞ」という台詞の場面では、凄みのかかった声を出してなりきっていましたよ。
可愛らしいオオカミさんが、歌ったり踊ったりするのも、微笑ましく素晴らしかったです。