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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

柿の収穫

園長
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今年も棚田の柿がなりました。
昨年より随分少なかったのですが、年長組が収穫して、数えてみると181個あったようです。
先生から「幼稚園のお友達124人の分有るかなあ?」という質問に、「足りる」「年中組・年少組にもあげられる」と言って袋に入れていきました。
年中組や年少組に届けるときにみんなから「ありがとう」と言う言葉を聞くことが出来てとても嬉しそうでした。年長組がまた、一つ大人に近づいたようです。

昨年は一人2個ずつありましたが、今年は収穫した年長組だけが2個ずつ持ち帰りました。
柿の個数を数えたり、それがいくつずつあげられるのかと考えたり、少しずつ算数に繋がっていく経験を共有しています。

また、棚田の自然に関わりながら春夏秋冬の季節の移り変わりも三年間で体験してくれています。幼い頃から、実際の体験とそれを学びとする振り返りをすることで、興味関心を全ての子ども達が持ちながら育っていると思います。今は、木々の木の葉が色づいたり落ち葉になったりしていることや、木の実が沢山なっていることで、「秋って涼しくて気持ちいいねえ」と言う言葉から季節を感じ取っているのがわかります。

この感性の蓄積が、子ども達の将来の根っこになっていきます。