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親子かるた大会

園長
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1月24日、親子カルタ大会をしました。
毎日の素読の時間に、漢詩に加え、年少はことわざ、年中は俳句、年少は百人一首を読んできました。
1年間でどれくらい親しむことができたでしょうか。今日は、その成果を確かめ合う日です。
保護者の方にも一緒に楽しんでいただこうと参加を呼びかけました。

年少は、eシステムテレビを使って行いました。それぞれ10枚の札を並べます。
先生が「手はおひざよ。」「いいですか。読みますよ」「いしのうえにもさんねん」「あった!はい!」正解かどうかテレビに映し出された大きな絵札で確認します。初めは自分の札をとり、次は親子対決です。おうちの人より先にとることができると「ヤッター」と満面の笑みを浮かべていました。最後にとった札を数えます。「10枚取った子・9枚・8枚...」子どもたちはたくさん取ることができました。「1枚の人?」と先生が言うと、大人の人の手がたくさんあがりました。子どもたちはまた「ヤッター!」保護者の皆様、温かいご配慮ありがとうございました。

年中組は「俳句」です。たくさんの札を並べ、先生が読み手です。「すずめのこそこのけそこのけお馬がとおる」「はい!」「あっこれぼくの」横の子が「じゃんけんで決めたら」と一言。年中になるとルールも分かってきます。家ではたくさんとれるのに今日は友達にとられて泣いている子がいました。先生は「まだだいじょうぶ。今始めたばかりやからね」と励まします。子どもたちは、この「悔しい」という経験を踏み台に大きくなっていくのです。
「頑張って!みんなあなたの心が大きくなるのを応援しているよ!」

年長組は、百人一首です。先生が上の句を読むと読み終わらないうちに「はい」と下の句の札をとっています。凄いです。親子対決では親も子も真剣でした。年長になると誰よりも勝ちたいと思う意識が芽生えてくるのです。これも成長の過程です。そして、段々と友達の心にも気付き思いやりの心が育っていくのです。

親子で一緒に楽しめた経験は、子どもたちの心の根っこに、良い思い出として響いて行くことでしょう。