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◇2019-10-17 (木)

志賀直哉旧居特別講座 白樺サロンの会第6回《吉川観方―日本文化へのまなざし》を開催

  • 志賀直哉旧居特別講座 白樺サロンの会第6回《吉川観方―日本文化へのまなざし》を開催

学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居において、10月14日(月)、特別講座「白樺サロンの会」を開催しました。


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今年度第6回目となる今回は、現在、奈良県立美術館で開催されている展覧会、『吉川観方―日本文化へのまなざし』(2019年9月28日〜11月17日)での展示に基づいて、吉川観方の生涯や足跡について学びました。講師は奈良県立美術館指導学芸員の松川綾子先生です。
また今回の展覧会は、奈良県立美術館開館300回目の記念特別展となります。


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吉川観方は、日本画家・版画家アーチストとしての顔を持つと同時に、書画のコレクターとして3万点もの作品を収集していました。さらに風俗研究家としても活躍し、特に舞台等の衣装や髪型、アクセサリー類など時代考証を行なっていたそうです。
また、著作物の出版や、風俗研究家としての知識を踏まえて、衣装を着用したモデルの写生会を行う傍ら、舞台脚本の執筆や映画にも関わるなど、生涯、多才な活動をしておりました。


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アーチストとしての吉川観方は、学生時代から舞妓や芸妓を中心に、美人画を描き、多くのコンテストで受賞しています。
実際に、学生が描いた絵とは思えないほどの緻密な描写と、妖艶とも思える女性の表情は、当時の画壇の中では卓越したものがあったとのことでした。
また、彼の作品の中の人物が着用している衣装や小道具は、正確な時代考証に基づいて作画されているとも話されました。


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さらに吉川観方の交友関係の広さについてのお話もしていただきました。


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志賀直哉旧居の中庭では、渋柿が実っています。
夏の猛暑、水不足などもあった上で、先日までの台風の影響もあり、昨年に比べ若干柿の実の数が寂しくなりました。
11月には2階の窓際に干し柿が吊るされるのを眺めると、秋が深まっていくのを感じます。
吉川観方が追求し続けた生活風習や風俗の中に、日本文化の原点が垣間見えます。

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