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◇2016-05-23 (月)

近代文学講座《文学表現の諸相》前期第1回を開催

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5月23日、本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居において「近代文学講座」が行なわれました。
講師は、京都大学以学会会員・植村正純先生。
昨年度に引き続き、近代文学における「文学表現の諸相」を学びます。

今期第1回目となる今回の講義では、講座の概要について先生からお話がありました。
メインとして取り上げられるのは、今年没後100年を迎えた夏目漱石。『三四郎』と『道草』という2つの作品を通して、漱石の書きたかったもの、漱石の人生について学びます。
さらに、講座では漱石に加え、井上靖、斎藤茂吉、日野啓三などの文学表現についても学びます。

今回の講義の中では、漱石についても触れられた先生の文章も紹介されました。先生が「言葉」について感じられたことを綴ったその文章を読みながら、真剣にメモをとったり、うなづいたり、時には声を出して笑ったり...。意欲的に講義に参加する受講生の皆さんの姿が印象的でした。

次回からは、早速『三四郎』を読みます。先生は、『三四郎』を読書するに当たってのポイントをまとめたプリントを配布。「宿題」として、プリントに記された問いを意識しながら読んできてくださいと締めくくられました。

旧居の庭の片隅に、ぷっくりと愛らしいホタルブクロの花を見つけました。

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