◇2015-11-20 (金)
11月20日(金)、JICA日本視察団が来校されました。
フランス語圏アフリカ各国の国家教育機関関係者、ブルキナファソ、カメルーン、コートジボワール、ハイチ、ニジェール、セネガルの6カ国から11名の皆様です。
はじめに、お茶室にて視察団の皆様にお茶がふるまわれ、日本の伝統文化やおもてなしの心に触れていただきました。
本校では子どもたちに日本文化を学ぶ機会を大切にしています。そのことを視察団の皆様に説明し、実際に茶菓子とお茶を召し上がっていただきました。
その後、幼稚園と小学校を見学。幼稚園では視察団の皆様が「コンニチワ!」と話しかけると、普段から英会話の時間で英語に慣れている園児のみんなが「Hello!!」と返事をするシーンが多く見られました。
また園内のホールでは視察団の皆様にマーチングバンドをご覧いただきました。
小学校では主に授業風景の見学だったのですが、授業の合間の休み時間、外国からのお客様に無邪気な笑顔で挨拶する生徒たちに、視察団の皆様も満面の笑顔で対応されました。
小学校屋上には天文台があり、視察団の皆様は実際に天文台の中に入って望遠鏡など設備の説明を担当者から受けました。
その後、当校の食堂で昼食。箸を使われない文化圏の方たちですが、中には箸で器用に食事をされる方もいらっしゃいました。
食事の後は会議室で当学園の教育方針や制度についてのご説明、そして質疑応答が行われました。
堀内副校長らが本校における日本の一般的な公立校とは異なる4-4-4制の12年一貫教育システムや自ら学ぶ姿勢を大切にする本校教育方針などを説明いたしました。
視察団の皆様からは「本日はお忙しい中、我々視察団を受け入れてくださり感謝いたします。素晴らしい校舎と設備、そして先生方の行き届いたご指導に感動いたしました」とのご感想をいただきました。
終始和やかな雰囲気で進行していった今回の視察ですが、視察団の皆様のまなざしは常に真剣そのものでした。
今回、短い時間ではありましたが、本校にお越しいただいて、設備や授業風景そして実際に子どもたちとふれあっていただいたことは、視察団の皆様にとって有意義なお時間になられたようでした。