学校法人奈良学園

ニュース & トピックス
ニュース & トピックスニュース & トピックス

ニュース & トピックスニュース & トピックス

◇2013-06-21 (金)

「ムジークフェストなら2013」が開催されました

  • 「ムジークフェストなら2013」が開催されました
  • 「ムジークフェストなら2013」が開催されました
  • 「ムジークフェストなら2013」が開催されました
  • 「ムジークフェストなら2013」が開催されました

古都・奈良の多彩な魅力を生かした音楽祭として「ムジークフェストなら2013」(同実行委員会・奈良県主催、ドイツ連邦共和国総領事館・奈良市共催)が開催されています。
その会場のひとつに本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居が今年も選ばれ、21日(土)の午後13時からと16時から「リュートの調べとともに」のコンサートが開かれました。

演奏は高本一郎さん。中世ルネッサンスの古楽器リュート(この日はアーチリュート/14弦)でヨーロッパの古い子守唄に始まり、楽器や曲の説明を織り交ぜながら、「プレリュード」「シチリアーナ」「グリーンスリーブス」などの古典、そしてオリジナル「青い月」などが演奏されました。

二部では、「文豪の暮らした空間で志賀直哉を読む」と題し、直哉の短編『荒絹』が寺村幸子さんによる朗読とリュートの調べのコラボレーションが演じられました。

会場では、50名余りの方々が、リュートの質感たっぷりな調べに、目を閉じて耳を澄まされていました。また朗読でも、まぶたに映し出されるストーリーの展開を調べに乗せて追いつつ聴き入られているようでした。

前日までの台風4号の雨が、旧居の庭の緑を一層輝かせ、来場者は「リュートの美しい音色と、会場の雰囲気、サンルームのガラス越しに入る微妙な光の加減がぴったりマッチしていていました」「すばらしい会場でステキな演奏が聴け、とても癒やされる1時間でした」と口々に感想を述べ、改めて会場を見学し直される方も多かったようです。

庭では、職員丹精のササユリが見事な花を咲かせ、池で産卵を繰り返しているモリアオガエルが、朗らかな鳴き声を響かせていました。

makican

▲ページトップ

Copyright (C) Naragakuen. All right reserved.