例年より早く咲いた桜がじっと待ちわびた４月７日、夢と希望のつぼみを膨らませた新入生が高校生活をスタートさせました。

　この春に新着任した山田校長が新入生を前に式辞を述べ、『"有"言実行』という言葉を引き合いに「夢を持ち、語りかけることで夢を実現できるような人になって欲しい」と訓示しました。続いて西川理事長が「目標を持って充実した高校生活を送れるように」と、新入生を激励しました。

　式典の最後には在校生が新入生に校歌を紹介するという形で、華やかに校歌斉唱が行われました。

　高校の入学式に続いて、衛生看護専攻科でも入学式が行われました。内部進学者に社会人を加えた67人が、保護者と共に入学式に出席し、看護の道への決意を新たにしました。

　式辞の冒頭で、山田校長が「看護の専門性を追求しながらも、社会に求められる人間力を高めて頑張ってほしい」と激励し、孔子の論語から「己の欲せざるところ、人に施す勿れ」の意味が含まれた「恕」という言葉を贈りました。

　90％以上の看護師国家試験の合格率を誇る先輩たちに続くべく、新しい制服に身を包んだ新入生は、正看護師の資格取得を目指して２年間学ぶことになります。