学校法人奈良学園

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◇2023-02-06 (月)

2023年度「志賀直哉旧居 公開講座」のご案内

■2つの公開講座のご案内(new


《奈良学園セミナーハウス 志賀直哉旧居》
では、奈良学園公開文化講座白樺サロンの会の2つの公開講座を開催しております。今年度の各講座の概要・日程は以下の通りになります。

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※各講座につきまして、参加をご希望の方は、予め奈良学園セミナーハウス(TEL 0742-26-6490)までお問い合わせください。

 参加費は各回350円(入館料込)となります。



■学校法人奈良学園【奈良学園公開文化講座 2023年度 後期予定を追加しました


第58回《ウイズコロナの今こそできる生活習慣の見直しと健康づくり》

2023年3月6日(月)14:00~16:00 講師:三浦康代 奈良学園大学 保健医療学部 教授
ウイズコロナの生活もついに4年目を迎えました。コロナにかからないように、かかっても重症化しにくいからだづくりのための、ウイズコロナの今こそできる生活習慣の見直しについて考えます。コロナにかかりやすい人やコロナの主な合併症をあげながら、歯なしにならない話や、嚥下機能や呼吸機能の維持、低栄養の予防、減塩と睡眠の関係、元気なうちから将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて具現化しておくACP(Advance Care Planning:別名「人生会議」)についてのお話です。



第59回《人形浄瑠璃の歴史と魅力》
2023年3月27日(月)14:00~16:00 講師:川端咲子 奈良学園大学 人間教育学部 准教授
近世に上方で誕生した人形浄瑠璃は、さまざまな変遷を経て、現在の「人形浄瑠璃 文楽」となりました。例えば文楽の魅力の1つが、3人で1つの人形を操る三人遣いでしょう。しかし最初は1人で1つの人形を操る形式で行われていました。こうした変遷の過程でおきた出来事、かかわった人々や多彩なエピソードをまじえながら、人形浄瑠璃の魅力について話をします。あわせて、奈良あるいは大和国と人形浄瑠璃の関わりについても話をする予定です。



第60回《多世代交流拠点づくりと新たな地域力の構築に向けてーカナダ・ネイバーフッドハウスを事例として》
2023年4月24日(月)14:00~16:00 講師:岡野聡子 奈良学園大学 人間教育学部 准教授
セツルメント運動を源流としたネイバーフッドハウスは、「全ての人を受け入れる」という理念を掲げて活動を行っている地縁団体です。本講座では、カナダのネイバーフッドハウスを事例とし、多世代交流拠点づくりについてお話します地域の人間関係の希薄化や地域活動に参加をしない人が増えたと言われる今、人と人、人と社会をつなげていくための仕組みづくりについて皆さんと一緒に考えたいと思います。



第61回《子育ての心理学~子どもの心を健やかに育むために》
2023年6月5日(月)14:00~16:00 講師:高橋千香子 奈良学園大学 人間教育学部 准教授
少子化の進行、共働き家庭やひとり親家庭の増加、情報化社会の影響など、子どもや子育てを取り巻く環境は大きく変容しています。子どもの心を健やかに育むために、どのような環境や関わりが必要なのでしょうか。D.W.ウィニコットの情緒発達理論を中心に、いくつかの心理学の理論や事例を紹介しつつ、少子社会の子どもの育ちにおいて大切なことは何か、皆様とご一緒に考えたいと思います。



第62回《喪葬儀礼から見る中華圏の人々の家族観》
2023年7月3日(月)14:00~16:00 講師:山田明広 奈良学園大学 人間教育学部 准教授
中華圏の喪葬儀礼と聞くと、多くの方が仏教式のものを想像するかも知れませんが、実際には、多くの場合、儒教式の喪葬儀礼が行われています。ただし、儒教にはない「地獄」の観念を人々は持ち合わせているため、儒教式の喪葬儀礼と並行して道教式ないし仏教式の死者供養の儀礼も行われています。中華圏では、このように、儒教式の喪葬儀礼に道教や仏教さらには民間の習俗なども組み合わせた方法で死者を葬り、弔い、供養するのですが、そこには節々に一族や家族、親を重視するといった観念が垣間見られます。本講座では、台湾の喪葬儀礼を例に中華圏の喪葬儀礼についてお話することを通して、中華圏の人々の家族観について考えていきたいと思います。



第63回《看護の職業的自由と自律への歴史物語》
2023年10月2日(月)14:00~16:00 講師:西薗貞子 奈良学園大学 保健医療学部 教授
奈良には医療・看護のゆかりの寺院がたくさんあります。貧しき人、病める人への世話は、常施院や悲田院など、仏教の「慈悲の心」で施しが行われ、西洋においても、キリスト教の「慈善行為」として行われてきました。その後、看護という仕事は、キリスト教、戦争、女性の地位、教育が関連し、非宗教的職業として現在の看護職が誕生しています。看護の職業化を「自律」をキーワードとして辿ってみたいと思います。




第64回《志賀直哉生誕140年記念 稲村雑談 ―孫が語る志賀直哉像―》

2023年10月30日(月)14:00~16:00 講師:山田 裕、稲村 隆 白樺文学館 主任学芸員
志賀直哉生誕140年を記念して志賀直哉の孫である山田裕氏と我孫子市白樺文学館の学芸員稲村隆氏によるトークイベントです。両氏は、志賀直哉について、YouTubeで発信するなど精力的に活動中です。山田氏は旧居で生まれた志賀直哉の五女田鶴子さんの長男で、奈良での志賀について、孫の視点からのトークを予定しています。




第65回《笑いと健康》

2023年11月6日(月)14:00~16:00 講師:井上葉子 奈良学園大学 保健医療学部 専任講師
本講座では、「笑い」がもたらす健康への効果をご紹介するとともに、笑いを用いた健康体操であるラフター(笑い)ヨガを体験していただきます。1995年にインド医師によって考案されたラフター(笑い)ヨガは、冗談やユーモア、コメディーに頼らないで「ただ笑うだけ」で、「笑い」と「ヨガ」の呼吸法を同時に行うことができるものです。子どもの様な無邪気な遊び心を思い出し、心を解放するラフター(笑い)ヨガを体験してみませんか。




第66回《『源氏物語』を読む ―作者・内容・当時の婚姻―》

2023年11月29日(水)14:00~16:00 講師:鍵本有理 奈良学園大学 人間教育学部 准教授
来年の大河ドラマにも取り上げられる紫式部。実際はどのような人であったのか、その生涯や藤原道長をはじめとする貴族達との関わりについて、『紫式部日記』の記述などを手がかりに読み解いていきます。また、『源氏物語』全体を概観した上で、実際に名場面の本文を読み、主要登場人物の紹介をふまえながら、当時の婚姻制度や貴族の女性の生き方について、どのようなものであったのかを解説することとします。




■白樺サロンの会【志賀直哉旧居講座 2023年度】

--新たな高畑文化、15年を迎えて--

 志賀直哉「ナイルの水の一滴」、「魅惑の演劇、演劇の魅惑」、夏目漱石『夢十夜』、泉鏡花『露宿』、「奈良に受け継がれる仮面と芸能」、「明治・大正期と奈良の美術」、講座のタイトルの一端をここに挙げてみました。思い返せば、2008年10月4日、重要文化財の奈良女子大学記念館・講堂で開催の栄を賜りました「志賀直哉旧居保存運動30周年メモリアル」から、会は、本年、15年を迎えます。その節目を飾るにふさわしい講座となりました。ご来場をお待ちしています。


白樺サロンの会 ホームページ


6月19日(月)14時〜15時30分 志賀直哉「ナイルの水の一滴」--西洋的なもの、日本的なもの--
呉谷充利 建築史家 相愛大学名誉教授

7月17日(月)14時〜15時30分 魅惑の演劇、演劇の魅惑
東浦弘樹 劇作家 関西学院大学教授

8月21日(月)14時〜15時30分 夏目漱石『夢十夜』を読む
吉川仁子 奈良女子大学准教授

9月18日(月)14時〜15時30分 泉鏡花『露宿』とその周辺
西尾元伸 帝塚山大学教授

10月16日(月)14時〜15時30分 奈良に受け継がれる仮面と芸能
三浦敬任 奈良県立美術館

11月20日(月)14時〜15時30分 明治・大正期と奈良の美術
平瀬礼太 美術史家 愛知県美術館





■ご来館の皆様へ注意事項とご協力のお願い(新型コロナウイルス等感染予防・拡散防止策について)

 ・感染防止のために講演中もマスクの着用をお願いいたします。
 ・咳エチケットをお守りいただきますようご協力お願いします。
 ・検温で発熱がある方はご来館をご遠慮いただきます。
 ・ご来館時の手指の消毒や場内での手洗い励行などにご協力お願いいたします。

 ※新型コロナウイルス等感染の拡大状況に伴い、日程変更中止等の判断をさせていただく可能性がございます。
  何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



◆ 2つの公開講座、公開文化講座と白樺サロンの2023年度スケジュール詳細は以下PDFをご参照ください。(2023年5月現在)

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