小学校の畑で桜島大根を抜かせてもらいました。
年少組は、尚志祭の劇遊びで、『大きなかぶ』を演じます。今、お話を聞いて劇の練習や歌の練習をしている最中です。そんな折、小学校の先生が「桜島大根が出来たので子どもたちに見せてあげて下さい」と言って下さいました。
「ちょうど『大きなかぶ』のお話をしているところなので、子どもたちに桜島大根を抜く体験をさせて欲しい」とお願いすると「それは良かった」と快くお返事を下さいました。

年少組さんはみな「おおきなかぶを抜きに行こう」と意気揚々と小学校の畑に出かけました。
いってみると本当に大きな大きなかぶのような桜島大根があって、子どもたちは大喜びです。
まず、おじいさん役の子どもたちです。みんなで「うんとこしょ！どっこいしょ！」とかけ声をかけて、劇さながらに引っ張りますが・・・。本当に大きくて抜けません。
そしたらみんなで「それでもかぶは、ぬけません。」と合わせます。そして、おばあちゃん・孫・犬・猫・ねずみと役の子どもたちが、順番に引いていきますが、ぬけません。

最後には、先生達みんなで抜いてみました。先生達みんなで抜いてもなかなか抜けなかったのですが、ようやく子どもたちの声援で抜くことが出来ました。
大きなかぶに子どもたちは、びっくり！
年少組の子どもたちは、実際に体験することによって劇遊びに結びついていったようですよ。

本当にタイムリーな体験が出来たので嬉しかったです。小学校の先生は、９月に種を植えてずっとお世話をして下さったようです。ありがとうございました。

奈良学園幼稚園