7月11日、絵本の読み聞かせ教室を催しました。講師は、本園の保護者であり、読売テレビのアナウンサーである本野大輔氏です。
「やーこんにちは。本野です。」と遊戯室で待つ子どもたちの前に元気よく登場して下さいました。「私の仕事は、テレビに出て、お喋りをする仕事です」と言って、野球やサッカーの実況中継をしている映像を見せてくださいました。

そしていよいよ読み聞かせがはじまりました。
題材は「うわばきクック」正義感がいっぱい!でもちょっぴり弱虫...。おにいちゃんうわばきをさがして、旅をする話です。
"人の話をしっかり聞くこと、自分の思いを伝えること、言葉は心を込めて言うと相手に心地良く伝わる"事などを大切に進めて下さいました。

途中、クイズも入れながら楽しく進めて下さいました。クイズの正解は三択から選ぶものでした。「分かった人?」「はい、はい」たくさんの手が挙がります。指名された子の話にしっかりと耳を傾け、違っていてもなぜそう思ったかを丁寧に聞いて下さいました。そして、答えた後には「そう。よく考えたね」と必ず褒めて下さり、子どもたちもにっこり笑顔を見せていました。

最後に、心を込めて話すと相手に思いが良く伝わると言うことで、みんなで挨拶の仕方を学びました。心を込めることでみんなが気持ちよくなることを教えていただきました。

魅力ある、話し方、進め方で40分間もあっという間に過ぎていきました。
降園時には、どのクラスのこどもたちもお迎えのお母様方に大きな声で気持ちを込めて挨拶ができていました。ずっと続けてほしいなと思います。

子どもたちへの指導でしたが、私たち大人も大切にしなければならないことをたくさん学んだ読み聞かせ教室でした。