実りの秋を迎えました。幼稚園の棚田では柿の実が色づき、木の下には、ドングリが転がっています。誰が拾ってきたのでしょうか。ビニール袋いっぱいに集めたドングリ♪「落ちてる」「ここにも、あそこにも」と、心を揺り動かしながら一生懸命拾ったのでしょう。
大人は見過ごしでしまいそうなことも、子どもたちは見て、感じています。このドングリは私たち大人に秋の深まりを教えてくれました。

さて10月２２日は、本園のミニ運動会を開催します。今、子どもたちはたくさんの方に見ていただくことを楽しみにしながら、運動会の練習に励んでいます。
年長児は、幼稚園最後の運動会です。去年まで憧れていた、マーチングや組み体操に取り組んでいます。技が難しくて、心が折れそうになることもありましたが、先生や友達の励ましや支えの中で、できなかったことができるようになり、この頃では、「やるんだ!」という力強さや意欲がみなぎるようになってきました。楽しみです。

年中児は、やりたくてしかたなかったフラッグの練習を頑張っています。みんなで心を合わすことの大切さを感じながら演技ができるようになってきました。

年少組さんは、なにもかもがはじめてです。
入園当初は、自分のことで精いっぱいでしたが、友達と一緒にすることや集団のルールを感じながら頑張れるようになってきました。一生懸命な姿に「大きくなったね。凄いよ」と心から応援する私です。

年長児が、保護者にみてほしいことが学級通信に書いてありました。そこには、
『自分が諦めず一生懸命に頑張る』
『チームのために頑張る』
『友達を応援する』
そして、
『小さい組さんに優しくしてあげる』
などの事が書かれていました。

大人が教えなくても、自分たちでしっかりと気付いてくれています。もう大丈夫です。
運動会には、きっと素晴らしいドラマが展開
されることと思います。
みんな力いっぱい頑張ろうね!