５月12日、中国からの視察団が、奈良学園幼稚園を訪問してくださいました。
一行は、中国で幼稚園（徳美教育Ｄｅｍａｙ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ）を経営されている社長とその秘書、経営する幼稚園の園長先生たちです。

「どんなおもてなしができるかな」と考えました。

本園には、中国籍の園児がいます。中国語がわからない私たちは、その園児のお母様に中国語を教えていただきました。
日常の挨拶や中国の方にも親しみのある歌を教えていただきました。
子どもたちは、驚く程、覚えが早いです。言葉も歌も♪幸せなら手をたたこう♪も僅かな時間でよく覚えました。
通じるかなと心配でしたが「上手ですよ」と中国籍の園児の天一君のお母様から褒めて頂いて、子どもたちは自信をもち、お客様の前で、堂々と発表しました。言葉が通じたのか、中国側の先生たちは、頷いたり、笑顔をみせてくださいました。
みんなで、触れ合い遊びもしました。手を繋いでダンス♪　手と手の温もりが伝わり、みんなにこにこ笑顔でダンスを楽しみました。

素敵な交流ができました。言葉は違ってもあったかい手の温もりと笑顔が心と心を繋いでくれるのだと思いました。
本学園にはいろいろな国の人が訪れてくださいます。国際交流を通して、世界にいろいろな国があり、それぞれの国の言葉や文化があることを交流を通して感じとってくれることを願っています。
日頃の保育の中で英語に親しんでいる子どもたちですが、この交流を通して、中国の言葉にも触れることができました。