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モンゴル国こども宮殿音楽教室・室内楽部親睦演奏会を開催しました

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6月26日(日)、本校C棟大講義室にて「モンゴル国こども宮殿音楽教室・奈良学園室内楽部 親睦演奏会」を開催しました。本校とモンゴルの結びつきは、開校2年目にモンゴルの小学校に黒板を送る事業に関わってからです。その後もご縁は続き、今回の親睦演奏会が実現しました。

演奏会に先立ち、今回来日した9歳から13歳までの10名のメンバーと、同行してきた2名の先生の紹介がありました。
演奏会はまず、本校室内楽部の演奏が行われ、「パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー」の後、国歌「君が代」を披露しました。満席に近い状態に埋まった客席から暖かい拍手をいただきました。
続いて、モンゴル国こども宮殿音楽教室の1曲目は国家「モンゴル国家」です。日本の曲調とは一味違うメロディーに観客は聞き惚れていました。続いて「セトゲリーン・エクシア(心の旋律)」、「メサイヤ(ヘンデル)」、そしてモンゴルではお祝いの席で演奏される「バセリーン・オヤング(お祝いの音楽)」が披露されました。

それぞれの演奏後、合同演奏プログラムが行われました。1曲目の「おもちゃの交響曲」は、バイオリンやビオラのほかに、水笛といった普段オーケストラではあまり使用されない楽器が混じった楽しい演奏が行われ、会場は大いに沸きました。続いて、先生や奈良学園中学校・高等学校の室内楽部の生徒も加わった50名近いメンバーで「交響曲101番『時計』より第3楽章(ハイドン)」。ラストに、モンゴルの方たちにとって初めて演奏する日本の曲「ふるさと」を披露しました。

最後に合同演奏会にも参加した古川謙二校長が、「一昨日、初めてモンゴルの子供たちとお会いしたのですが、その素朴で純粋で優しい笑顔がとても印象的でした。今回の演奏会は1回目でしたが、そんなモンゴルの子供たちとの合同演奏会が、これからもずっと続くことを願っております」と挨拶し、演奏会は終了しました。