２月２６日（木）、Ｍ４学年を対象に、奈良県助産師会、「ハートポケット」より講師の先生方をお招きして、出前講座「命の授業」を実施しました。

思春期であるこの時期、子どもたちは、心や体について個人差はあるにせよ、何らかの不安や悩みを感じ始める時でもあります。先生方からは、思春期のこころと体についてや、ホルモンによる不安定や繊細なこころのお話しから、友人や異性、大人への思い、妊娠・出産など、順を追って、丁寧に分かりやすく語りかけるように、お話しをして頂きました。様々な情報が横行するこの社会の中で子どもたちが得る知識の中には、全てが本当のことなのではなく、間違った情報もあるのだということを伝えると、生徒たちからは「えっ？！」という声も出てきました。手作りの男性の体、女性の体の模型を使いながら隠すことなく、はっきりと示しながら説明することで、生徒にはストレートに目に飛び込んでくるので、集中して正しく理解することができている印象を受けました。

「最初は男女一緒に体の話を聞くのは、嫌だなと思ったけど、自分が今感じていることや悩んでいることに当てはまるものがあったので、それにどう対応するかを知ることができて良かった。」という事後アンケートもたくさんありました。命の大切さ、親への感謝の心を持つこと、親との関わり方など、どのお話しも、分かりやすく心に響くお話でした。