ニュース

防犯訓練を実施しました

 
 

小学校、中・高等学校で、防犯訓練を実施しました。

奈良学園小学校
近年、不審者の侵入による事件や、児童が通学途上で犯罪に巻き込まれるという痛ましい事件が後を絶たず、「学校安全」の重要性が増しています。当学園ではこういった事件を少しでも未然に防ぐために、今回は"いかのおすし"をキーワードに防犯訓練を実施し、安心して登下校できるように、しっかりした心構えを学習しました。

"いかのおすし"は、防犯の心構えとして「知らない人について『いか』ない」、「知らない人の車に『の』らない」などを、児童が覚えやすいように並べた言葉です。訓練では、奈良西警察署の婦警さんによる、「知らない人にはついていかない」という内容の寸劇が行われたあと、犯罪から自分の身を守るための心構えや方法を丁寧におまわりさんが教えてくれました。
最後に着ぐるみ人形「育ちゃん」が登場し、一緒に歌い踊りながらこの"いかのおすし"をみんなで学びました。

「いかのおすし」
いか ...しらない人についていかない
 ...しらない人の車にらない
 ...あぶないときはおごえを出す
 ...ぐにげる
 ...大人にらせる



奈良学園登美ヶ丘中学校・高等学校
コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した「サイバー犯罪」は年々増加する傾向にあり、パソコンや携帯電話の電子メール・インターネットを利用してトラブルに巻き込まれたり、軽い気持ちで行った行為が事件につながるケースが少なくありません。
そこで、奈良西警察署より警察官の方を講師としてお招きし、この情報化やネットワーク社会の状況や、サイバー犯罪・個人情報の漏えい問題、情報化社会の中で安全に生きるための方法、被害者・加害者にならないための方法など、寸劇を含む様々な内容での講義を行っていただきました。

生徒たちは、友達と情報を交換したり、写真を簡単に送れたりと誰でも簡単にアクセスできる便利なインターネットや携帯電話に多くの危険が潜んでいることを知って大変驚きの様子でした。しかし現実を目の当たりにし、講義内容を熱心にメモを取るなど、情報化社会に潜むワナについて深く理解し、インターネットによる犯罪被害と防衛策を学びました。

今後も日頃から危険に対する認識と安全に対する意識付けに注力するとともに、生徒たちの安全を第一に行動できるようにしたいと考えています。