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M3(中学1年)理科実習が始まりました

 
 

夏期特別期間の本日より3日間、奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科アカデミックボランティアの方々のご協力を頂き、M3理科実習が行われます。

本日は、准教授門田暁人先生とアカデミックボランティアメンバーの学生さんたちによる、「音楽をプログラミングしよう」の講座が地学実験室で行われました。

実習では、楽譜の内容をMMLという音楽記述言語でパソコンに入力(プログラミング)し、MIDIデータに変換(コンパイル)したものを実際にパソコンで演奏する方法を学びます。

例題は「かえるのうた」。
最初は先生の指示通りに音楽データを打ち込み、まずは音を鳴らします。
その後は音色やテンポ、音程を変えたり、「かえるのうた」が輪唱になるよう別のパート作成したり、和音を入力してみたり...とシンプルな「かえるのうた」が複雑に表情豊かに変化していきます。
そしてかえるのうたで一通りの技術を学んだあとは、いきものがかりの「じょいふる」など8種類の曲のなかから好きなものを選んで入力し、パソコンで演奏してみました。

先生とアカデミックボランティアの学生の方々の大変わかりやすい講義で、最初はちょっと緊張気味だった生徒たちも、課題をこなすうちにすっかり夢中になり、真剣そのもの。
わからないところを先生や学生さんたちに親切にレクチャーしていただいたり、友達どうしで教えあったり、銃声の音色が気に入って実験室を銃声だらけにしたり...と笑顔あふれる大変楽しい授業で、たっぷり3時間の講義もあっと言う間に終わりました。

本年度の理科実習では、この他に「数値計算の不思議」「バーチャルスタジオ体験講座」が実施されます。