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M3飛鳥社会見学プレゼンテーション

校長
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M3(中1)学年で実施された飛鳥社会見学プレゼンテーション大会の本選が開催されました。この取組は9月から事前学習として、飛鳥の12カ所の史跡を班ごとに担当を決めて調査し、しおりを作成することから始まり、10月30日に実際に飛鳥を訪問してクラスごとに担当班が案内し、現地研修を行いました。事後学習として、研究成果のプレゼン用パワーポイントシートをつくり、12月にクラスでプレゼン予選会を実施。上位に選ばれた班が本選に出場するという長期間にわたるプログラムとなっています。

本番はさすがにクラス代表に相応しい発表内容で、各史跡について調べたことを分かりやすくイラストや年表、また動画なども駆使して資料づくりに工夫が凝らされていました。中には、飛鳥に伝わる伝説をシナリオにして、演劇仕立ての名演技でプレゼンした班もあり、飛鳥についての興味が益々深まりました。

校長は講評で、「飛鳥は古代ロマンの宝庫。遺跡や遺物、文献資料だけでは解明できない歴史の不思議がたくさんある。だからいろんな解釈や巷説があって面白い。これからも自分の興味あるテーマについて深く探究してほしい。」と話しました。

優勝は「鬼の雪隠・爼」について調べた班で、石造物の細部にわたって調査し、中学生レベルを超える難しい歴史用語もよく理解していました。時間内に発表しきれない程の内容で、資料を見ず懸命に解説する発表姿勢も立派でした。
このような一連の調査・探究学習やプレゼン発表は、教科の歴史学習の質を向上させることにもつながります。