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インド「カエタンスクール」交流会

校長
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本校の教育連携校であるオーストラリアAQUINAS高校の生徒たちを見送った翌週、インドのカエタンスクールより10名の生徒をお迎えし、交流の機会を持ちました。この交流は、本校の校歌を作曲された荒井敦子先生のご紹介により実現したもので、7年間で二十数回にも及ぶインド訪問などを通して日印交流にご尽力なさった先生の熱い思いが込められた企画です。先生は、インドのパブリックスクールなどで日本の音楽を教えられる中、古いインド舞踊や昔の音楽が学校教育の中で脈々と受け継がれていることに感銘を受けられ、是非日本の生徒たちにも紹介し、交流の機会を持ちたいと思ったと話されました。

交流会では、生徒会長から英語による歓迎の言葉があり、続いて本校室内楽部により、映画『ハリーポッター』のメドレー、本校校歌の演奏と生徒会メンバーらによる合唱を披露。またオーストラリア・ターム留学の経験をもつ生徒は、流ちょうな英語で本校の教育内容と学校生活の様子を紹介してくれました。カエタンスクールの生徒と先生からは、インドの古典音楽に合わせて踊る伝統舞踊、日本の歌を伴奏に創作した舞踊を披露いただき、最後は荒井先生のご指導で両校の生徒たちが輪になって、「幸せなら手をたたこう」を日本語とヒンディー語で歌うパフォーマンスで大いに盛り上がりました。

奈良は仏教伝来の地であり、奈良時代に東大寺大仏殿の開眼供養法会で導師を務めた菩提仙那はインドから唐を経て、奈良の地へ招かれたとされています。遙かに時代を超えて、日印の若者たちが歴史の深遠な流れを感じ取ってくれる、そんな機会となったように思います。