９月24日から３日間、Ｙ２(高1)学年English Campを実施。来年のオーストラリア語学研修に向けて、国際感覚の下地を作ることと「英語漬け」の生活を経験することにより、英語によるコミュニケーション力を養うことを目的としています。

初日、開校式でこれから３日間、寝食を共にする20人のネイティブティーチャーと初対面の後、20のグループに分かれてのランチタイムでは、いきなりネイティブの先生方と一緒に英語で会話をしながら、やや緊張気味ながらも楽しい昼食を取りました。その後、各部屋に分かれてLesson1「パスポートと税関」、Lesson2「先生を知る」、Lesson3「コミュニケーションスキルⅠ」と続きます。もうすでに流ちょうな英語で先生とやりとりしながら楽しんでレッスンを受けている生徒、先生の質問の意味理解に苦しみ戸惑っている生徒など様々でしたが、皆、もっと話せるようになりたい、聞き取りたいという意欲が旺盛であることに感心しました。私たち教員も片言の英語で生徒に対応し、必死に話そうとしている生徒たちとともに慣れない英会話に挑戦しました。
夕食後はレクレーションやゲームを楽しみ、先生たちとの距離もぐっと近くなったようです。

私は初日のみの参加でしたが、2日目はグループごとに朝の散歩。午前・午後のレッスンでは、ホームステイでの買い物、病気やけが、観光旅行、レストランなど様々な場面を想定しての会話練習に取り組みました。
最終日は、ネイティブの先生方にアドバイスを受けながら、最後のレッスンでプレゼンテーション発表会を開催。これは来年のオーストラリアで日本を紹介するプレゼンの事前練習を兼ねたものです。

わずか３日間ではありましたが、英語を聞くことに慣れ、恥ずかしさを克服してコミュニケーションを楽しむ姿が学年全体に浸透したように感じます。閉校式では、親身になって指導いただいたネイティブの先生方との涙の別れもあったようです。この研修を経て、生徒たちはまた次のステップに進みます！