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M4「命の授業」

校長
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9月12日6・7限、奈良県助産師会「ハートポケット」より講師をお招きし、M4(中2)「命の授業」を実施しました。心身の発達や変化など人間の性の成熟について理解するとともに、自分の性を受け入れ、自他を大切にしようとする気持ちをもって行動できることを目的としています。

前半の講義内容は、思春期の心と身体について、妊娠・出産について、受精から胎児の様子など。講師の助産師さんより「少し恥ずかしいと思う内容もあるかもしれませんが、大切な話しなので真剣に聞いてほしい」とのお話しもあり、大人と子どもの間で揺れ動く不安定な時期にどう対応すればいいのか、自分の取り扱い方を知ること、気分転換の方法など具体的な話しには共感してうなずいたり、友達と確認し合ったりして、生徒たちは皆真剣に聞き入っていました。

後半は、出産ビデオ鑑賞、命を迎える準備と責任、男女の意識の違いなどの講義があり、よりよい人間関係を築くこと、命のつながりの大切さについて考えました。
助産師さんから、「思春期の不安定な時期も必ず終わりが来る」「身体の変化は一人一人に個人差があるもの」「こんな時には病院へ行って相談すること」などのアドバイスもいただきました。
4キロの妊婦スーツを着る妊婦体験や心音体験、赤ちゃん人形のだっこ体験などもあり、男の子も女の子も自分なりに性と命について考えるとても有意義な時間であったと感じました。