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MY木津川マラソン

校長
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2月8日(金)、冬の恒例行事「MY木津川マラソン」を実施しました。冷え込みが予想されたが、幸い風も穏やかで、震えるほどの寒さはなく、耐寒マラソンには適した気候となった。生徒たちは、学校からスクールバスやチャーターバスで精華町の「むくのきセンター」に移動し、河川敷沿いの、Y生(中3~高2)は11km、M3・4生(中1・2)は9km、M1・2生(小5・6)は4kmのコースに挑んだ。開会の挨拶では、「市内を走るマラソンコースとは違って、河川敷の、何もない風景だが、そのコースを寒さと共に楽しんでほしい。また、他人と比べるのではなく、自分と会話しながら、"しんどいけれどあともう少し頑張ってみよう"というチャレンジをしてほしい」と述べた。

中高生の最初のスタートはY3生。彼らにとっては最後の木津川マラソンである。Y4になれば大学受験を控えるためにこのような行事に参加することもなくなるということもあってか、皆ニコニコと楽しそうである。中には、最後のマラソンに自己ベストを狙っている者もいるようだ。彼らに、"受験は、体力・気力、そして根性が8割や!"と心の中で呼びかけてみた。

今年度は、最初にM1・2のスタートを持ってきたために、Y生が次々にスタートしていく中で、最後にコースを走るM3・4生が早くも会場に到着し始めた。M3生にとっては、内部進学者を除いては、初めての木津川マラソンである。こちらはY3生と違って、やや緊張気味で、不安な表情をしている者が多い。それでもピストルが鳴ると、上級生たちよりはずっと真面目に(?)勢いよく飛び出していった。

ゴールでは、ゆっくりと走ってきたY生と力のあるM生が交錯して時間計測が大変であったが、Y生もM生もそれぞれのペースで全員完走してくれた。それを見届けて学校に戻り、登翔会(育友会)のお母さん方に用意していただいた豚汁をダイニングに受け取りに行くと、走り終え、帰校した生徒たちがワイワイと楽しそうにその豚汁とおにぎりの食事を摂っていた。皆晴れ晴れとした顔である。この後に授業がなく、下校できることも彼らの笑顔の原因なのだろう。登翔会の皆さんに感謝すると共に、"明日も元気で学校に来いよ!"と心の中で叫んでみた。生徒たちには聞こえただろうか。