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中学入試プレテスト返却解説会・入試説明会

校長
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11月24日(土)、先週実施した中学入試プレテストの成績返却と問題解説のための会を開催した。300名以上の方に受験いただき、その半数を超える方がこの会に参加された。中学入試本番まであと55日。この時点での教科の仕上がり具合を確かめるとともに、今後どのような点に注意して勉強をすればよいのかを知ってもらうために、国語・数学の各教科の教員から話をさせていただいた。

国語では、記述問題の解答方法を中心に解説があった。強調されたのは、「本文の内容は理解できていると思われるのに、何が問われているかをよく考えていないために、求めるものとはズレた解答を書いている者が多い」ということ。「なぜ」「どういう気持ち」という問いかけなのに、文末がそれに対応できていないという点も指摘された。また、「人に読んでもらう答案であるという意識を持って、『字をていねいに書く』を心がけてほしい」ということも繰り返された。

算数では、「最初の計算問題や基本的な問題を軽く見ないで、ミスのないように解答すること」という話から始まった。ここで点を落とすと合否に大きく影響することになるからである。応用・発展問題については、「最初の小問は易しい。そして、それをヒントにして次の小問を解くことができるようになっている。あきらめず、少しずつ考えを広げて解いていくこと」「式だけで解くのではなく、図を描いて考えてみてほしい」などの解説があった。一緒に参加されていた保護者の方も真剣な表情で解説を聞き、自ら問題にチャレンジされていた。

午後からは3回目となる入試説明会を実施した。午前の解説会に続いて参加される方、初めて本校に来られる方、5年生や4先生の方など、たくさんの参加者があった。校内での広報活動に協力してくれる「チームなとみん」と名づけられた生徒たちも、校内生活の様子を説明してくれたり、校内見学の案内をしてくれたりと、大活躍であった。「生徒の皆さんの明るく誠実な挨拶がとても好印象でした」「説明会後に、生徒さんに直接お話を聞ける場を作ってくださり、入学した時のイメージができたようです」などのお声を参加者からいただいた。入試に向けて、体調を整え、万全の準備ができることを願っている。