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クリスマスツリー設置

校長
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12月8日(金)、サイエンスホールに、恒例のクリスマスツリーが設置された。この日は期末考査最終日。その結果に思い思いの気持ちを持つ者たちだが、まずは考査を終えての一区切り。生徒会役員たちがホールに集まって、ツリーを組み立て始めた。

私が駆けつけた時にはすでに木全体の形が出来上がっていた。これから電飾とオーナメントの飾りつけをするようである。皆で寄ってたかって飾りをつけて回る。ワイワイガヤガヤと誰もが楽しそうである。金色のキラキラモールを肩にかけて、「バブリー、バブリー」とはしゃぎ回っている者もいる。無邪気なものである。もちろん毎年のように、何人かの生徒はほうきを持って、木からこぼれ落ちた葉っぱをせっせと掃いている。散らかす者もいれば、片づける者もいるという道理である。

オーナメントの飾りつけにもそれぞれの個性が出るようである。全体のバランスを考えながら取り付ける位置を決め、慎重に吊るしていく者もあれば、とにかく早く吊るそうとして、オーナメントが手に付かず、下に落としてしまう者もいる。スチロール樹脂でできた球が床に落ちて小気味よい音を立てるのもなかなか面白い風景である。

ほぼ完成という時になって、生徒会長が「左右のバランスが悪いんじゃないか」と言い出したために、またひとしきりああでもない、こうでもないと議論と試行錯誤が始まる。やれやれとは思いながらも、彼らにはこれが楽しいんだろうなと考え直してみた。出来上がったツリーの前に、電飾のトナカイを配置してようやく完成である。考査の後のホッとした気分とツリーを完成させたことの満足感を味わいながら、皆で記念撮影を行った。本校のすべての園児児童生徒が聖らかな気持ちでいられますようにと祈りながら、シャッターを切らせてもらった。