10月4日（水）、幼小中高合同運動会の予行を行った。昨日実施の予定であったが、前日からの雨で1日順延となった。本番は7日（土）の予定であるが、この日も前日からの雨が予想されている。今日の予行の勢いが、当日の晴天に繋がってくれればよいと願っているのだが...。

第10回を迎える今回の合同運動会では、毎年プログラムの最初に行っている幼小中高合同表現演技「奈良登美弾」の曲と振付けが変わった。曲は有名な「君の瞳に恋してる」、原題は「Can't Take My Eyes Off You」（僕は君から目が離せない）という元気いっぱいの曲である。1980年代に日本でヒットした曲だそうだが、それが今の子どもたちにもうまくマッチしている。初めて見せてもらったのだが、小さい子どもたちのちょっとおませで一生懸命なのに比べると、中高生たちはまだぎこちない、照れながらのダンスである。本番での思い切りに期待したい。続く応援合戦では、今回が最後となるY3(高2)生が紅白それぞれの応援団長を務めた。互いに迫力のあるエール交換及び演技で、後ろに控える幼稚園児や小学校児童からも、「がんばれよ、頼りにしてるぞ！」という熱い視線が送られていた。

その後はプログラム順に各種目の予行が行われた。合同運動会ならではのプログラムとしては、「あわてんぼうのサンタクロース（P1・Y3）」、「台風の目（P2・Y2）」、「手をつないでレッツゴー（PP1・PP2・P4）」、「おさるのかごや（P3・Y1）」などの集団リレー競技や「はばたけ！大空へ（PP3・Y2女子）」、「縁～つながり～（M1・M2・Y2男子）」などの表現演技がある。いずれも本校ならではの異学齢交流のプログラムであり、大切なものを優しく扱うようにふるまう上級生の姿と安心して身を任せている下級生の姿を見ることができる。中には勝負にこだわる上級生や下級生もいるのだが、それをも微笑ましい光景として見ることができる余裕と優しさを彼らに期待したい。

7日（土）が順延となれば、9日（月祝）の開催となる。あと少しの練習時間しかないが、今日の反省を基にさらに良いものを作り上げてほしい。保護者の皆さんの来場をお待ちしています。