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Yスポーツフェスティバル

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5月9日(火)、Yスポーツフェスティバル(通称:Yスポ)が開催された。Youth(中3~高3)生による球技大会である。昨年は雨のため男子サッカーが中止となったが、今年は午後に少し雨が降ったものの、無事全種目(男子:サッカー・バスケットボール、女子:バスケットボール・バドミントン)を実施することができた。開会式での挨拶では、「得意な者も苦手な者も、とにかく真剣にやってほしい。それぞれの真剣さがあれば、この行事が各自にとって楽しいものになるはずである。自分一人だけが頑張るのではなく、チームやペアを信じよ。こうした行事に真剣に楽しく取り組むことができることが、これからの時代を生きる能力だと思う。健闘を期待する」と述べた。

Y4生にとっては最後の行事参加である。日頃の勉強疲れを心配したが、むしろそのストレスを思い切り発散したいという気持ちが上回ったようで、私が述べた通りにチームワーク良く、皆が真剣である。得意な者が指示を出して皆を動かし、苦手な者は自分の役割を懸命にこなそうとしている。熱い戦いにハラハラするのだが、彼らのそんな戦いぶりを頼もしく思った。

男子のサッカーは総合グラウンドで行われた。天然芝グラウンドに2面のサッカーコートを取ることができる。やっている方もそうだろうが、見ていても気持ち良さそうで、素人ながらも本格的なサッカーの試合を行っている感じがした。本校のMY体育館(女子)と大学のアリーナ(男子)を使ってのバスケットボールも熱気を帯びた戦いであった。特に男子のスピード感と女子のボールへの執着心の凄さには感心した。P体育館で行われた女子のバドミントンは優雅さと滑稽さ、しなやかさとぎこちなさが織り交ざった戦いであった。でも単なる羽根つきではない、勝負に賭ける真剣さが見られた。余談だが、昨年まであった女子バレーボールは、サーブの出来で試合が決まってしまうので、今年から中止になったということである。

体力とチームワーク、そしてどんなことにも楽しむ力、これからの時代に必要なこれらの力を養って、明日からの学校生活に生かしてほしいと思う。