ニュース

バレンタインフェスタ2017

校長
  • バレンタインフェスタ2017
  • バレンタインフェスタ2017
  • バレンタインフェスタ2017
  • バレンタインフェスタ2017

2月 16日(木)の昼休み、恒例の「バレンタインフェスタ」の一環として、「バレンタインコンサート」がサイエンスホールで行われた。

「バレンタインフェスタ」とは、本校の芸術科・技術科等の教員による作品展示及び発表会である。担当教科を指導するだけではなく、教員自らが発信することにより、生徒たちにそれらの教科への興味や関心を持ってもらおうということで始まった催しである。とは言え、日頃の忙しさゆえか、作品展の方はあまり作品が集まらず、今年は技術科教員の「小物入れ」と小学校理科教員による「藍染め小物」だけである。この「藍染め小物」は、教室のベランダで栽培したタデアイから作った染料を使ったもので、一見すると地味だが、手間のかかった良い作品である。どちらも貴重な作品であるにも関わらず、生徒たちの関心が向いていなかったのは残念だった。

これらの作品が展示されているホールでの「コンサート」では、音楽科の教員と英語科の教員、さらに今年はY3(高2)の音楽選択の生徒3名が加わってのバンド演奏が行われた。昼食後のひと時を楽しもうと演奏前からたくさんの生徒たちが集まってきた。演奏曲は、レミオロメンの「3月9日」と話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で歌われる星野源の「恋」の2曲。ちょっと照れ臭そうに歌うボーカルに、客席から励ましや突っ込みなどのいろいろな声がかかる。演奏する方も聴く方もほんわかと楽しそうである。気がつくと、吹き抜けのホールの2階や3階からもたくさんの観客が顔を出している。バレンタインの時期のウキウキした雰囲気が生徒たちの表情から感じられた。

サイエンスホールでは、生徒会文化委員会の企画も開催されており、イラストや似顔絵の展示に加えて、今年は、生徒の恋の悩みに、生徒が回答するという「恋のお悩み相談室」というコーナーがあった。詳細は省くが、今も昔の変わらぬ"恋しいあの人への気持ちをどう届ければよいのか"という悩みが多かった。当事者にとっては切実な問題なのだろうと思うし、生徒による自主的な企画を応援してやりたいと思う。でもやはり、「う~ん、その情熱やその楽しさを勉強で味わってほしいのだが...」と思ってしまった。