気持ちのいい秋の一日。朝、棚田から煙があがっています（消防署への届け出も行っています...）。

PP2(年中)とP2(小学2年)生が一緒にサツマイモを焼くための準備を、P2の教員がしてくれていました。もみがらがだんだん黒くなってきたら芋の入れ時ですから、予定している２時間目までにどうにか間に合わそうと一生懸命です。春にサツマイモを一緒に植えて、秋にその収穫を一緒にして、いよいよ焼き芋を一緒に食べる日、ということです。

今日は幼稚園の自由参観日でもあり、参加いただいていた保護者の方々も見てくださる中、子どもたちは自分たちが掘ったサツマイモを新聞紙でくるんで水にぬらし、それをアルミホイルで包んだら準備できあがりです。「おいしくなりますように！」と黒く色が変わってきたもみの中に入れました。

今日はP生もお弁当日です。給食の時間には棚田の横にしいてもらったシートに座ってPP2とP2生が一緒にお弁当を食べます。それからお楽しみのサツマイモ！ 子どもたちの顔は満足顔！

小学校に入学する前から低学年の時期に学ぶ知識や技能はもちろんのことですが、土のにおいや感触、掘り出した収穫物の大きさ、いぶす煙のにおい、あったかな太陽の下で友だちと食べるお弁当のおいしさなど、体験を通して学ぶ心の豊かさも大切にしていきたいと思います。