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P3生とM1生のリコーダー交流

校長
  • P3生とM1生のリコーダー交流
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リコーダーは、P3(小学3年)生で初めて習います。まだまだ指の動かし方もぎこちないP3生と、もうすっかりきれいな音が出るようになっているM1(小学5年)生とのリコーダー交流がありました。
交流の内容は、M1生がP3生に「ソラシドマーチ」のリコーダーの曲を教えてくれる、というものです。
M1生が優しく教えてあげている姿はなんともほほえましく、終始和やかな雰囲気で授業が進んでいきました。実は、M1生もリコーダーが得意な子どもたちばかりではないのですが、それでもどうにか一生懸命に自分にできる限りのことを、とがんばって教えている姿は、交流場面だからこそ見ることができるものです。練習の後、P3生だけで途中まで吹く場面では、がんばれ!という視線を送っているM1生。最後は全員で一緒に「ソラシドマーチ」を演奏し、自由参観ウィークで参観をしていただいていた保護者の方から大きな拍手をいただきました。

このような交流場面で年上学年の子どもたちは、ふだんであれば途中であきらめてしまうことも、あきらめることなく最後までやり遂げる力を発揮してくれます。また、自分勝手なことをしてしまいがちな場面でも、我慢して年下学年の子どもたちのことを考えた行動をしてくれます。このように気持ちを調整できることは、異学年交流を学校の教育活動に意図的に位置づけている大きな意義の一つだと考えています。