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Y1・M4生からM1・M2生やP4生へ語る会

校長
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12月も中旬を迎え、中・高生の期末考査後の家庭学習期間を使って、「語る会」がもたれました。これは、P4(小4)生はMを迎えるにあたって、M1(小5)生はM2学年を迎えるにあたって、M2生は目の前の入試や残りの小学校生活をどのように過ごし中学校でどのように過ごすことが大切なのか、それぞれの学年がもっている不安感に対して先輩から語ってもらおうと、今年初めて実施する企画です。

M4(中2)生2人はP4生に語ってくれました。
「Mになると教室がどのように変わるのか、行事はどうなるのか、定期考査が始まって...。M1・2生の間にやるべきことは、失敗を経験しておくこと。先生に言われること以上に自分のやりたいことを積極的にやって...。M生の生活は大変なことがいっぱいだけど、無駄な経験はなくって、必ず将来役に立つことだから。とにかく、楽しもうという気持ちを持つことが大切...」

Y1(中3)生2人がM1生にも語ってくれました。子どもたちの感想から語りの内容を見てみると...。「今日は、Y1生から中学校生活や中間・期末の勉強方法などを教えてもらいました。今まで困っていたことなどが分かったので、すごくいい機会でした。これからも、当たり前のことを当たり前にすること、まじめにコツコツを大切にしてがんばっていきたいです」「特に叡智ノートと定期考査計画表の話が心に残りました。叡智ノートも計画表も適当に書いていたけれど、きちんと書けばグンと成績も上がると思います。お兄さん、お姉さんの話を活かして三学期はちゃんとできるようにしたいです」

Y1生はもう2人出てくれて、M2生に語ってくれました。これも、子どもたちが話をしてくれたY1生に書いた手紙から語りの内容をのぞいてみます。「今日は、これからある入試のことや来年から始まる新しい中学校生活のことなどを教えてくださってありがとうございました。お話を聞いて、緊張感のある入試前日や当日の過ごし方や勉強の取り組み方がしっかりと分かったので、今日教えていただいたことを使いたいと思いました」「今、ぼくは入試に向けて何をしたらいいのか迷っていました。分からないところをほったらかしにしていて、先生に聞く勇気が出ませんでした。しかし、このままだと中学校になって後悔する、小学校の問題はできないといけない、ということを話してくれたので、自分が今このまま内部進学してもみんなに追いついていけないということが分かりました。アドバイスを参考にしていきたいと思います。ありがとうございました」

紹介したのはほんの一部ですが、どの学年のどの子も、教員が繰り返し話してもなかなか納得できなかったことが、先輩からの一言によって随分自分のこととして聞いてくれたということが分かりました。
本学園が特色としてもつ仕組みを、子どもたちにとって力になる形でつなげていきたいと思います。話をしてくれた先輩のみなさん、ありがとう!