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走りきった「Pマラソン大会」

校長
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12月11日(火)、天気の崩れを心配しましたが、マラソン日和の気候となりました。Pマラソン大会本番の日がやってきました。

P4(小4)生 2.1km、P3生 1.8km、P2生 1.5km、P1生 1.2km の距離をそれぞれの学年が走りきりました。1時間目にP4生男子からスタート、女子の応援を受けながら、保護者の方々の応援を受けながら、必至で力を振り絞って走っていることが表情から伝わってきます。P4生女子も同じくです。表彰式が終了し、2時間目にはP3生、3時間目にはP2生、4時間目にはP1生が、誰一人として気を抜くことなく走りきってくれました。

このPマラソン大会終了後、一人一人の子どもたちがどのような気持ちで臨んでくれたのかうかがうことができる作文が集まってきました。走ることが得意な子も得意でない子も、精一杯の走りであったことが文面からは伝わってきます。それぞれ保護者の方々には学級だよりでお知らせすることになりますが、P4生の一人の作文を紹介したいと思います。

『12月11日にマラソン大会がありました。昨日の夜に「お母さん、明日の朝ホットケーキにして。ホットケーキを食べたら元気が出てきたマラソン大会でがんばれそうな気がするから」とお願いしました。朝、ホットケーキを食べると元気がモリモリわいてきました。試走では、とても順位が悪くて本番が心配だったけど、本番では、順位を上げられそうな気がしました。最初はとても寒かったけれど、走っていると手以外はあったかくなってきました。ずっと走っていると、口から心臓が出そうなくらいつらかったし、足が悲鳴を上げていました。ぼくはもう走るのをやめたいと思いました。でも、おそくてもがんばろうと心に決めていたから走るのをやめませんでした。先生たちの応援が力になって走りきることができました。ぼくが思う次への課題は、もっと体力をつけて木津川マラソンにいどみたいということです』

感じること、考えることは誰一人として同じものではありませんが、どの子どもも「体験」しないと得られない学びを心に刻んでくれました。