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朝の時間の子どもたち

校長
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激しく雨が降る日が過ぎ去った、とてもよい天気の朝です。各クラスの様子を見ていると、穏やかに時間が過ぎる朝の時間でした。
運動場に遊びに飛び出している子どもたちが、どの学年にも多くいます。中学年の女子数人が「鬼ごっこしてきます」と外に飛び出していきました。その中の一人は、低学年の子どもの背中に手を当てながら何か話しています。たてわりグループが一緒なのかな、それとも登校班が一緒なのかな、とほほえみながらその様子を見ました。

その先に目を向けると、楽しそうにブランコをこいでいる低学年の子どももいます。ブランコに乗りながらなんとも気持ちのよい風を感じていることが表情から伝わってきます。笑顔です。
さらに運動場の真ん中では、低学年の子どもが先生と一緒に遊んでいます。きっと鬼ごっこをしているのでしょう。汗いっぱいになりながら先生から逃げている子どもたちの声がこちらまで届いてきそうだな、とカメラを向けました。

一方、教室の中に目を向けると、P1の教室にP3の子どもたち2~3人が遊びに来ています。そして、何やら登校してくるP1の子どもたちに向かって、教室の前で本を読んでくれています。どうしてここで読むことになったのかな、と不思議に思いました。それで、その後にP3の教室に行って聞いてみました。「P1生に、なぜ本を読んであげることになったの?」答えは「自分から読んであげようと思ったの」でした。うれしいことです。

一人一人の子どもたちが、自分で考えて過ごす自然な時間の中に、大切なものをたくさん見つけた朝の時間でした。