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第4回小学校卒業式

校長
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3月17日(金)、小学校の第4回卒業証書授与式を開催しました。当日は、M2生73名の晴れの門出を祝うかのような晴天。卒業生たちも、参列される保護者の皆さんも、晴れやかな表情で式に臨みました。

私の式辞では、朝日新聞の『折々のことば』にあった坂口恭平さんの「チョウチョは決して無理して飛んでいるわけじゃない。あれがチョウチョにとってのまっすぐなんだ」と、詩人安西冬衛の「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」という詩を紹介し、「たとえ他の人からどう見られようとも、君たち自身が持っている『一生懸命に羽ばたき、真っ直ぐに突き進み、広い海をも越えることのできる力』を発揮し、次のステージへ向かって堂々と進んでもらいたい。蝶は決してそのお父さんやお母さんから言われてそうしている訳ではなく、すべての行動を自らの意志でそう決めて行動している。君たちも必ずそうであってほしい」という話をさせてもらいました。

在校生の送辞では、M1の木村君が、M2生たちと一緒に取り組んだ合同運動会や尚志祭、音楽発表会などで教えてもらった団結することの大切さについての感謝の言葉がありました。また、卒業生の答辞ではM2の野川さんが、「たくさんの行事に取り組んできた中で団結することの難しさや喜びを味わいました。立ち止まったり、迷ったりする度に、友だちとの絆の大切さを実感しました。」と語ってくれました。

式終了後には、PMダイニングで、卒業生及び保護者の方による「感謝の集い」が開催されました。お世話になったPrimaryやMiddle・Youthの教員も招待していただき、卒業生たちの企画による心温まる集いでした。彼らの歌ってくれたスピッツの「空も飛べるはず」とGReeeeNの「キセキ」は、決して大きな声ではなかったけれど、彼らの優しい気持ちと決意が伝わってくるものでした。最後に学年の教員から挨拶をさせてもらいましたが、彼らと4年間関わってきた学年主任からは、感激の涙と共に、彼らの歌声と仲の良さを絶賛する挨拶がありました。この日の春めいた温かさと同じような雰囲気が会場全体を包み、小学校4期生が巣立っていきました。