3月8日（水）、「M2(小6)卒業バイキング給食」が行われました。これは、普段の教室での給食とは違って、Yダイニングでバイキング形式の給食を行うことによって、小学校を卒業する児童たちに良い思い出作りをしてもらおうということで企画したものです。メニューも普段とは違ってなかなか豪華です。メインにはエビフライ・煮込みハンバーグ・鶏の唐揚げ、サイドメニューには酢の物・おでん・野菜サラダ・ポテトサラダ、ご飯は白米と赤飯のおにぎり、そして揚げパンやポタージュスープもありという、まるでホテルのバイキング料理のような感じです。

児童たちは、一つひとつを慎重にお皿に盛っていきます。豊富なメニューにたちまちお皿やトレイがいっぱいになり、それを持つ手も重そうです。また、マスク姿ではありますが、それぞれの様子を伺うと、皆とても真剣な表情です。選ぶメニューは決まってはいるのですが、一つずつを自分で取っていくという形式が彼らをそうさせるのでしょう。これもまた日頃の給食とは違う風景です。ただし、酢の物と野菜サラダ、おでんの大根とごぼう天などが残り気味だったのが少し気になりました。

食事が始まると、どのテーブルも楽しそうです。大いに食べる者、一つひとつをゆっくりと味わって食べる者、会話に花を咲かせる者、残ったメニューを狙う者など、ウキウキした気分が漂っています。どの料理もおいしいようで、味の点でも満足の行くもののようです。そして、料理を食べ終えた頃を見計らって、デザートが登場しました。マフィン・ミニババロア・フルーツとこれもまた豪華なメニューです。男子も女子もさっそく列を作ります。「イチゴばかり取っちゃダメ！　残しといてや」と後ろから厳しい声もかかります。あれだけのメニューを平らげたはずなのに、やはり"別腹"なのでしょうか。しっかりと皆のお腹におさまりました。

楽しい食事会はあっという間に終わりましたが、M2生たちは笑顔いっぱい、お腹いっぱいの表情でした。児童たちに少しでも喜んでもらおうと工夫してくださった給食業者の皆さんに御礼申し上げます。「ごちそうさまでした！」