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小学校全体遊び「ならとみ合戦冬の陣」

校長
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12月1日(木)、小学校企画委員会(児童会)の呼びかけで、5限目を利用して全体遊び(名付けて「ならとみ合戦冬の陣」)を行いました。普段は、P1~P4(小1~4)の4学年とM1・M2(小5・6)の2学年が異なる棟で生活していますが、小学生としてのつながりも強くしたいと考えて、今年度から企画委員会を発足し、P1生からM2生までの児童交流を持つことになりました。今回は、その2回目です。

昼休みも早々に切り上げて、児童たちがPグラウンドに集まってきました。P4~M2の企画委員たちが前に立って整列を促します。みんなすぐには言うことを聞いてくれないのですが、先生方は手伝いしないように心がけています。児童たちが自分たちで企画し、運営するのを見守っているからです。粘り強い委員長の呼びかけの結果、ようやくみんなが聞く姿勢になり、内容の説明が始まりました。「ならとみ合戦冬の陣」とは、要するに"おにごっこ"または"けいドロ"です。赤帽チームがオニ、白帽チームが逃げる役になって、とにかく走り回ります。グランドの四隅には"ろう屋"が設けられており、捕まった人はそこに連れて行かれるというルールです。

児童たち自身がよく知っている遊びであることから、1回戦開始と同時に激しい追いかけっこが始まりました。当然のことなのですが、子どもたちは"楽しい!"となると手を抜くことをしません。みんな一生懸命に追いかけ、そして逃げます。P生が2~3人がかりでM生を捕まえに行ったり、女子が男子を追いかけ回したり、大事そうに捕まえた"獲物"を得意げに"ろう屋"に連れて行ったり、みんな笑顔で遊びに没頭していました。途中からは、「先生もオニになって捕まえてください」との委員長からの指令があり、すばしこい子どもたちを必死になって追いかける先生たちの姿もありました。

5限目いっぱいを使って3回戦まで行われ、寒さも一気に吹き飛んでしまいました。転んで擦り傷を負ったり、足を少しひねったりした者もいましたが、みんな一緒の楽しい活動に笑顔が最後まで絶えませんでした。最後の片付けまでしっかりやり通した企画委員のみんなの頑張りを褒めたいと思います。