ニュース

児童生徒発明くふう展

校長
  • 児童生徒発明くふう展
  • 児童生徒発明くふう展
  • 児童生徒発明くふう展
  • 児童生徒発明くふう展

10月17日(日)、イオンモール大和郡山のイオンホールで開催された「第73回奈良県児童・生徒発明くふう展」(主催:奈良県、後援:近畿経済産業局・NHK奈良放送局・毎日新聞奈良支局・日本弁理士会近畿支部)を見学してきました。今年は、県内小学校33校、中学校2校などから、508点が応募されたそうです。

この日の毎日新聞に審査結果が掲載されており、本校からは、近畿経済産業局長賞にP3阿品さんの「観覧貯金箱」、奈良県議会議長賞にP2若原君の「さいばしスタンド」、奈良県教育委員会賞にP4木村君の「せんたくかわかし機」、奈良県発明協会会長賞にP4亀松君の「あみ戸そうじスライム」、日本弁理士会近畿支部長賞にP4加藤君の「老人シップはがし」と、P4山中君の「音でかイアホン」、奈良県町村会長賞にP4坂本君の「目のさっかく」と、P4入江さんの「安全な光るかさ」、奈良県市町村教育委員会連合会賞にP4奥内さんの「水やりおるすばん」と、9名の受賞者が出ました。

会場に到着すると、これらの受賞作品が一列に展示されていました。最高賞を獲得したP3阿品さんの「観覧貯金箱」の出品票には、「コインの種類ごとに分かれたゴンドラにお金を入れて、芯棒を矢印の方向に回すと、下の貯金コップに分かれて入るようにしました。それぞれのパーツを透明にして、どこにいくら入っているか、分かりやすくしました。お金を入れてゴンドラを回してもたおれないように、芯棒の長さでバランスを調整しました」と書かれていました。取り扱い方や工夫した点を上手にまとめていて、この出品票の説明にも感心しました。

会場には、受賞作と同時に、本校の他の児童たちの作品が3列にわたって並べられており、9月の本校の作品展の時に見た作品たちが、来場した私を歓迎するかのように待っていました。あの作品展の時に「いいな」と思ったものが受賞していなかったり、私がその良さを見過ごしてしまったものが審査員の先生方の目に留まったりしたようで、"発明くふう"という世界はなかなか奥深いものだなと感じました。子どもたちの夏休みの成果がこのような形で評価されることになり、私たちもたいへん嬉しく思っています。受賞した児童だけではなく、全員の子どもたちを褒めてあげたいと思います。