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クラブ活動風景「バスケットボール部」

校長
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9月17日(土)の放課後、P体育館で行っているM1・M2(小5・6)のバスケットボール部の活動を見学しました。参加していた部員は男女合わせて22名。M2生たちがボールを扱っている中で、M1生たちは顧問のY先生からボードを前にして指導を受けていました。どのように相手をかわしてボールを受ければよいのか、どう走り込めばシュートを狙えるのかなど、まだまだ何をしてよいのか分からないM1生たちに図を示しながら教えています。

直後に、その内容の練習です。まず相手をかわしてボールを受け、相手のガードの薄いところを抜いてゴールに近づき、タイミングを見計らってシュート。口で言うのは簡単ですが、なかなか思うようには行かないものです。良いパスが来たのに、それを受け損なってしまう者、相手に近い所でパスを受けてしまい、すぐにカットされる者、まともに相手にぶつかってしまうようなドリブルをする者、ゴールと自分との距離感がつかめていない者など、たくさんの失敗を重ねていました。でも、これが練習なのだろうと思います。コーチは歯がゆい思いをしているのかもしれませんが、真剣な表情で失敗を繰り返している姿は、教室ではあまり見られない光景です。もちろんここからどう自分の技術を高めていくかが鍵なのですが、諦めず、少しずつ気づいていってほしいと思いました。

この後、フリースローの練習やコートダッシュを行った後、ゲーム形式の練習に入りました。ゲーム形式になると興奮度が高まるのでしょうか、練習では冷静にできていたものができずに、とにかくボール、とにかくシュートになりがちです。見ていてそんな場面も多くありましたが、ディフェンス・オフェンスの切り替えの意識が出来ていて、コート全体をうまく使って走り回っている様子には進歩を感じました。

コーチの指示に従うこと、コーチの話をしっかり聞くこと、全力でプレーすること、大きな声で挨拶をすること、みんなで協力して、素早くきちんと片付けることなど、よく見ていると、そうした大切なことが意識できているように思いました。心も体も、そして技術も少しずつ成長してきたように思います。