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小学校サッカー部、奈良サマーカップ出場

校長
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8月20日(土)・21日(日)の2日間の日程で、小学生サッカーチームを対象にした「奈良サマーカップ2016」(主催:奈良サマーカップ実行委員会、後援:奈良市サッカー協会)が、本校を含む5会場で開催されました。前身の「PUMA杯奈良トーナメント」を含めると通算23回を数える伝統ある大会です。参加チームは48チーム。県外からのチームの参加もあり、選手・コーチ・保護者などたくさんの方が両日本校にお見えになりました。

この"激暑"の中で試合に参加する児童たちを励ますために、2日間できる限り本校チームの試合を観戦しました。各地域の少年サッカーチームが相手とあって、それらに本校のサッカー部員がどう挑んでいくかが鍵であり楽しみでしたが、結果は"高い壁に阻まれた"という印象です。

具体的に言うと、まず練習量が違うように感じました。本校のように課外活動として放課後に週2日程度の練習ではなく、もっと時間をかけて練習に取り組んでいるチームが多く、「走る・蹴る・止める」の技術も皆よく鍛えられています。本校生たちも個々には一定の技術を持っているのですが、それがチームとして役立っているかというと、ボールを受ければとにかくドリブルをしようとする、トラップは自分のコントロールできないところに落としてしまう、味方ではなく相手にパスを出してしまう、ミスをしたあとのフォローがない、相手との間合いを詰めてしまって簡単に抜かれてしまうなど、次々に課題が出てきました。こうなるとモテベーションも下がってしまい、励ましの声やアピールの声、気合いを入れる声が出て来なくなってしまいます。ただし、攻められることが多い中で、身体を張ったキーパーのプレーは見事だったと思います。

練習量に勝り、試合慣れもし、選抜された相手との試合です。本校生にたくさんのことを求めるのは酷かもしれませんが、本校生一人ひとりが一生懸命だからこそ、もっと強くなってほしい、決して弱くなんかないぞと励ます意味で今回は厳しいことを書かせてもらいました。競い合うということの中で、マナーや努力、そして感謝の大切さを身につけてほしいと思います。