5月20日（金）、M2(小6)生ハワイ宿泊学習の現地4日目、メリノール校との交流第2日目とポリネシア文化センター体験の様子を報告します。

2日目の交流は、昨日ミサが開かれた体育館で、本校が用意した日本の遊びワークショップと、メリノール校が用意したスポーツ交流のプログラムで行われました。日本の遊びでは、あやとり、紙ヒコーキ作り、福笑い、紙相撲、紙風船などを本校生がメリノール生に指導しながら一緒に楽しみました。メリノール生にとっては紙風船を打ち上げることが気に入ったようで、最初は軽く優しく打ち上げていたものが、だんだんと激しい打ち合いになり、お互いにキャッキャと言いながらはしゃいでいました。スポーツ交流では、バスケットボール、サッカー、ドッヂボールのようなもの（なぜかボールが複数ありました）などで、メリノール校の先生の指導の下、慣れるにしたがって両校の児童たちが混ざり合い、助け合い、笑い合い、どんどん仲良くなっていくのが分かりました。

この後、児童たちは、メリノール校の保護者が用意してくださったお手製のランチをペアと一緒にいただいたのですが、私の方は、メリノール校のマーティン総長と今後の奈良学園登美ヶ丘とメリノール校との交流の話をすることになっていて、彼らの様子を見ることはできませんでした。両校の交流については小学校だけでなく、今後小学校からの内部進学生を含む学年のことを考えて、中学や高校での交流についても話をしました。今回の話をもとに、具体的な形にしていきたいと考えています。

2日間ではありましたが、さすがに子どもたちの仲良くなるスピードは早いものです。ペア同士が別れを惜しんで、何度も何度もThank youやSee you againを繰り返していました。

午後には、ポリネシア文化センターに向かいました。ここは、広大な敷地に、ポリネシア5000年の歴史と文化を再現したテーマパークです。様々な国の観光客が来場していて、それらの国の言語があちこちで飛び交っていました。このセンターで繰り広げられるポリネシア文化の展示や文化体験、そして見事な衣装と踊りは、日本ではなかなか見られないものです。M2生たちも積極的に体験に参加したり、懸命に英語を聞き取ろうとしたりして、このハワイでの学習がしっかり身に付いてきたようです。疲れも溜まってきたとは思いますが、皆元気によく頑張っています。